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2001/4/16up
2012/01/30修正
MS-801T / バックロードホーン型トールボーイタイプ
使用ユニット:Fostex FE83推薦
※PARC Audio DCU-F081PP、Fostex FE83En、Fostex FF85WK等の8cmユニットも使えると思います。

■設計図&板取図

◎MS-801T/組み立て
FE83用トールボーイ型バックロードホーン パーツリスト
使用ユニット/フォステクスFE83(2本)
リング・マグネット(60φ×8t) 2個
ラワン合板(15ミリ厚三六板)1枚
スピーカーターミナル(2セット)
配線コード、木工ボンド、クギ

組み立て
組み立ては特に難しいところは無いとおもいます。
{(@+A)+C)+DE+FG+{(H+I)+(J+K)}+L+M}+B
以上が組み立て式です。
Bのユニット取り付け部はMS-8Bと同じく端子部が干渉しないよう加工してください。SPターミナルはHの上部の好きな位置でけっこうです。
そしてスロート部(AとHの間)の寸法は正確に、ここが音質上重要なポイントですからネ。
SPユニットの取り付けですが、今回は6角穴付きボルトとツメ付きナットを使用しています。これは、ネットグリルを直接ネジの頭に両面テープで取り付けるための苦肉の策です。
ネットグリルが必要でないか、別の方法で取り付ける場合はユニットに付属のネジでけっこうです。ただ付属のネジよりはボルト+ナットのほうがしっかり絞められるので音質的にはいいような気がします・・・気のせいですかね(^^)
ネットグリルはボール紙とミニ四駆用のスタイリングメッシュ(100×100、黒がいいです)を使ってます。ボール紙は外径100ミリ、内径90ミリのドーナッツ状に2枚切ります。メッシュは98ミリの円形に切ります。このメッシュをボール紙ではさんで接着します。あとは色を塗って両面テープでボルトの頭に貼るだけです。
ツメ付きナットを使う場合Bにそのまま付けるとLMと干渉してベースの厚み分浮いてしまうので、そのぶん削って平らにして隙間が無いことを確認してから組み立ててください。
仕上げ塗装は全体をガンメタで塗って、部分的に虹色にしてみました。

*リングマグネットの取り付け*
最初はSPユニットをノーマルで使ったんですが、低音のキレが悪くイマイチ、イマニ、イマサンだったんでマグネットを付けて駆動力をアップさせます。取り付け方は磁力が反発する向きに接着するだけです。これは防磁効果もあるのでテレビの近くにおいても問題ないです。まさに一石二鳥でした(^^ゞ

◎MS-801T/仕様&音質
仕様
型式 / 後面開口型バックロードホーン
仕様ユニット / 8cmフルレンジ×1
再生周波数特性 / 左図参照
サイズ / 100W×915H×200D(mm)

音質
このスピーカーは音場再現力がピカイチです。低音のキレはもうチョットですが、量感、エネルギー感は8センチ一発としては申し分ありません。それと見た目以上にスケール感がありますんで、クラシック、AV用に最適かとおもいます。Jポップはソフトによっては低音が出過ぎるかんじもありますが、人それぞれ好みがありますんでこんな音が好きな方もいらしゃるでしょう(^^)
声に浸透力があって音声エネルギーが体を突き抜けていくかんじがたまりません。
いずれにしてもオールマイティーにつかえるとおもいます。
以上はキャンセリング・マグネットをつけた状態での試聴結果です。
※2012/01/30追記
  FE83Enも問題なく使えます。むしろEnの方が相性は良さげです♪
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