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2012/02/03
■TV-8337(ホームシアター用3chシステム)
バックロードホーン型マトリクスタイプ。
フロントL、センター、フロントRの3チャンネル分を1つのエンクロジャーに入れました。
高さが10cmなので、37型前後のTVとラックの間に挟んでも使えると思います。

使用ユニット:Fostex FE83En 3本(各社8cmフルレンジクラスで代用可。8Ω以上)
材料:15mm厚ラワン合板(910x1820mm)1枚
    コンパネビス、木工ボンド、他
本体サイズ:900x100x425(W,H,D)

■設計図   ■板取図   ■応用例(TV台スピーカー)

◎TV8337/組み立て
2本分のエンクロジャーに無理やり3本ぶち込みます。この方式は初めての試みなので、どのように動作するかは謎です。
組み立ては、設計図どおりに組めば問題無し。ただ釘だと上手く打てない箇所があるので、今回は38mm長のコンパネビスを使用しました。
設計ではFT17Hで2WAYにする予定でしたが、試聴してみて必要ないと判断、現在はツィーター無しで使用中です。
FE83Enは1WAYで使ったほうがユニットの良さが引き出せると思われます。
また、ユニット3本それぞれにスピーカー端子を付けておけば、マトリクス以外に普通のステレオ接続も出来ますし、AVアンプを使ってフロント左、センター、フロント右といった使い方もできます。

盆栽シアター FE83En一体型バックロードホーン
↑ 内部構造

ホームシアター フロント3chスピーカー内臓ラック
↑ スピーカー本体をラックの一部として組み込みました。
縦板、底板は30mm厚タモ集成材、裏板は15mm厚パイン集成材を使用。縦板内側に20x20mmアルミアングルを取り付け、スピーカー本体をアングルにネジ止めしてます。飽きたら別のスピーカーと簡単に入れ替え出来まする。

↑ SP下部の図
左右のアングルからネジで固定。片側4本、左右で8本。裏板部は乗せてあるだけで未固定。

ホームシアター マトリックス接続
↑ マトリクスでの周波数特性(軸上3m)と配線図
SP3本でのマトリクス接続だと、低音、高音が出にくいようです。サラウンド効果は上出来で、ソースによってはリアスピーカー無しでもいけます。

盆栽シアター ステレオ接続
↑ 2chステレオでの周波数特性(軸上3m)と配線図
申し分の無い音質です。センターSPを使わない場合はショートさせておいたほうが良い感じです。f特は変わりませんが、クリア感がアップするように感じました。

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