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2016/10/22
model:DDBH-10-FERMENTO
(10cmフルレンジ・前面開口型ダンプダクト・バックロードホーン)
----作った後、弄って遊びたい方にオススメです(笑)----
このモデルは低域の量感を重視したオールドジャズ用ですが、ダクト開口部を調整することで多くのジャンルに対応できます。
15mm合板-三六板1枚で本体2台分取れるハイコストパフォーマンス仕様になります(笑)
通常ですとダクト調整版を用意するんですが、基本的に硬くて振動しにくいもので代用できます。
今回は缶ジュース(52φ×10.5cm)を使って周波数特性を取ってみましたが問題はないようです。

【DDBH-10-FERMENTO概要】
方式:DDBH
サイズ:W.215xH.450xD.340(mm)
空気室容積:2.1L
スロート面積:42.55cu
ホーン開口面積:231.25cu
ホーン長:155cm
ダクト面積:101.75cu
ダクト長:9.7cm
推奨ユニット:10cmフルレンジ各種


■設計図(Jpeg)
■板取り図(Jpeg)


【FERMENTOのダクト調整】




【缶ジュースによるダクト調整時の周波数特性】
ダクト調整が影響する帯域は500Hz以下で、特に200Hz以下の変化が大きくなります。
100Hz以下は変化量が分かりにくいですが、聴感での変化は大きく感じます。
基本的に断面積が小さいほど量感が減りますが、其の分ローエンドが伸びて締まりが出てきます。

【参考資料】DDBH-10-FERMENTOによるピアノ再生
[YouTube]10cmフルレンジで聴くジャズピアノ〜藤井郷子(Satoko Fujii)『インビジブル・ハンド』より「Thought」(CORTEZ SOUND)


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